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アフターコロナのアロマ空間デザイン

新型コロナウイルス感染症拡大による非常事態宣言が、5/25の政府発表により、首都圏/北海道を含めて全国的に解除となりました。

これまで多くの店舗施設やオフィスが営業自粛要請に対応していたなか、病院/クリニックや介護施設の現場は休業したくてもできない状態が続いていました。平常時から清潔な空間づくりには気を配ってきたはずの現場が、さらにシビアな対策をとり休みなく業務を続ける大変さは、簡単な言葉ではとても表現できません。

しかし感染者数が全国的に落ち着いてきたいま、これら医療・介護の現場をはじめ、ようやく日常に戻れる道筋がみえてきた施設やオフィスも増えているようです。

医療・介護の現場では、これまで中断を余儀なくされていた「お見舞い」対応の再開を検討していたり、いましばらくは激務の続くスタッフに配慮した環境改善を試みたりと、そんな状況に合わせてCSEのアロマ空間デザインサービスへのご相談が増えてまいりました。

やはり全ての業態で、これまで以上に清潔感や癒しを求める傾向が強くなっています。とくにクリニックや介護関連施設では、抗菌/抗ウイルス作用への意識が当然高まっており、そうした期待に応えられる植物成分をもつエッセンシャルオイルの人気が顕著です。

▼いま医療・介護の現場で人気のエッセンシャルブレンド

●【ユーカリミント】　…ユーカリに含まれる1,8シネオールによる「抗菌/抗ウイルス」「免疫増強」作用と、気持ちを鎮めながら集中力を高めてくれる働き

●【ナチュラルウッド】　…ヒバに含まれるヒノキチオールや、サイプレスに含まれるα‐ピネンによる「抗菌」作用と、大自然の木々に囲まれているような清涼感/リフレッシュ感

●【ピースフルマインド】　…ラベンダーに含まれる酢酸リナリル、リナロールによる「抗菌/抗ウイルス」作用と、自律神経や精神のバランスを整えてくれる働き

医療・介護などお客様の声(導入事例)

いままで以上に不安を抱えた状態のお客様が集まるエントランスや待合室を中心に、さまざまなロケーションで活躍してくれるラインナップです。これから夏を迎えることもあり、どちらかといえば清涼感を感じられるブレンドが多用されています。

もちろん非常事態宣言が完全に解除されても、いまだ営業自粛要請が続く業態も多いため、日本全体が元通りの日常を取り戻すには時間を要することでしょう。しかし、こういったコロナ渦中の最前線で求められているニーズは、オフィス空間や店舗空間にもいずれ波及してくるのではないかと思われます。

アフターコロナは「ウイルスと共存する社会」と表現されていますが、目に見えないウイルスが相手となるため「不安と共存する社会」とも言い換えられます。これまで無かった「不安」とつきあっていくのであれば、当然「癒し」のニーズや価値もまた高まっていくのではないでしょうか。

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