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各種展示会への出展情報や香りにまつわるエピソードなどを紹介していきます。
秋から冬に人気のアロマ②~疲れた胃腸にアロマの癒しを
年末になると忘年会など食事の席がなにかと増え、ついつい食べ過ぎてしまい胃腸が疲れることはありませんか? そんなときに、天然アロマの香りで疲れきった胃腸を癒してあげてはいかがでしょうか。
今回は、胃腸などの消化器系に働きかけてくれる作用をもつエッセンシャルオイルをご紹介します。
※前回記事「秋から冬に人気のアロマ①」はこちらから
ヒトの消化の機能は、大きく3つあります。
1.物理的消化…歯で食べ物を噛む、胃の蠕動運動(奥に送り込むための筋肉運動)
2.化学的消化…唾液や胃腸内の消化酵素
3.生物的消化…腸内細菌による分解
これら機能のうち、物理的消化と化学的消化は副交感神経優位時(リラックス時)によく働き、生物的消化に関しては交感神経優位時(興奮時)によく働くとされています。
消化促進作用が期待できるエッセンシャルオイルには柑橘類が多く、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツ、レモンなどに加えて、料理にも消化を促す目的で使用されているバジル、ジンジャー、レモングラス、ペパーミント、スペアミントなどがあります。
これらオイルを含む弊社ブレンドオイルを一部ご紹介します。
オレンジグレープフルーツ
ミントグレープフルーツ
ブライトタイム
サニーグラス
これらのうち、いくつかはCSEによる「2018総合アロマランキング」でも紹介されている香りです。
いずれも柑橘系の爽やかでもたれた胃がスッとするような香りで、比較的好みが偏ることなく万人受けする香りです。これらは冷たい青白い冬の空気に赤・オレンジなどの温かみのあるイメージで空間を優しく温めてくれます。
じつは、CSEが取り扱うエッセンシャルオイルには、柑橘系を含むものが多く揃っています。この傾向は【アロマ空間デザインサービス】として、より多くの人に好まれる香りを厳選していった結果でもあります。個人利用のアロマテラピーであれば、本人が心地よく感じる香りだけを追求すれば良いものですが、【アロマ空間デザインサービス】では「嫌われない香り」であることも重要です。
日本はそもそも柑橘系の種類が豊富で、「炬燵に入ってミカンを食べる」「冬至にはゆず湯に入る」といった季節の習慣もあります。それだけに、多くの人にとって柑橘系の香りがより身近で、かつポジティブなものとして広く認識されているのかもしれません。
消化促進作用はもちろん、みんなの気持ちを温かくしてくれるような柑橘系アロマ。個人利用にこだわらず、空間演出としてもっと活用してみてはいかがでしょうか。